当方、社会不適合につき

アスペ系社会不適合者奮闘記 25歳現在

憂鬱

仕事が決まったものの、いろいろあって全然気が晴れなかった。何をしていても空虚感が押し寄せ、「俺は何物にもなれないのだ」という強い感情だけが胸を占めていた。恐ろしい事である。

 

恐ろしい事に恐れている日々は本当に恐ろしい。何が恐ろしいって本当に恐ろしいのだ。恐ろしすぎて何もかもが恐ろしくなる。他人の声がすべて自分の悪口に聞こえる。笑い声もすべて自分の悪口に聞こえ、ツイッターのつぶやきがすべて自分に関係していると思うようになる。そして一人になると、何の意味もなく一生を終えるのではないか?という不安が押し寄せてくる。仕事が決まっても、それは変わらなかった。恐ろしかった。

 

心理的に追い詰められすぎたのか、考えすぎたのか、何もないときは永遠に眠っていた。やりたいことはあふれているのに、体がもたなかった。禁煙していたのにたばこも二箱開けた。禁煙失敗である。

 

飯を食っても食った気がしなくて大量に食事をした。胃液が逆流してきて吐きそうになったこともあった。かと思えば全く何も食えない日もあった。そしてまた、眠った。

 

流石にやばいと思って心療内科に行った。コンサータを処方されていたので日々通い詰めてはいたのだが、今回は滝のように言葉を紡いだ。

 

「何もする気が起きない」「自殺しようと決心している」「本当に死んでしまいそうで、怖い」「人に馬鹿にされているような気がする」「何もできない」

 

精神科といえば人の話を聞かずに適当に薬を処方するところも多いと聞く。だが、自分の通院している病院は忙しいだろうに、患者のきちんと話を聞いてくれる。地元に残ったのはこの医師がいるのもでかい。

 

この善良な医師から良心的で客観的なアドバイスをもらい、今までとは違う薬を二錠渡された。気分を落ち着かせ、安定させる薬とのことだった。詳しいことは調べるのも何だったので、聞かなかった。

 

 

通常、こういった薬は2~3週間で効果が出るはずなのだが、服用後なぜだかすぐに気分がよくなった。プラシーボか?あと大学時代からの数少ない友人(彼らも同様の気質をもつのだが)がいるのだが、彼らの支えも強かった。友人は大事にするべきだと思った。

 

薬を服用しはじめ、精神状態も復活してきた。今後ともうまく耐えていきたい。

 

※余談ですが、昨日今日と私の敬愛する平沢進の生誕祭でございます。学年を考えてご両親が出生届を1日遅れで出したとかなんだとかで本当は4月1日生まれなのに本籍上4月2日生まれとなっているらしく、それを知るファンの間では生誕1日目、生誕2日目と二日間祝うことが定例となっています。ファンによっては手作りケーキを作ったり花を買ってきて飾ったり、イラストを描いたり、エイプリルフールにちなんでネタを投稿したり、ファン層の幅広さも伺えます。小学4年生から音楽活動を続けて御年65歳。今年は平沢進がメジャーデビューを果たしたP-MODEL活動開始から40周年という事で節目の年でもあるそうです。自分も65歳まで強くいきたいもんだな、と思います。